2008 年05 月07 日
受け継がれる意思
ヒゲキタも関西巡業(奈良・枚方)から帰ってきました。奈良のスーパーで投映していたら警備員のおじさんが興味深げに質問してきました。全部手作りですとか、適当に答えていたのですが、ピンホールは何等星までなのとか質問が妙に専門的なので聞いてみたら、だいぶん前に教材会社で営業していた人でゴトウとかカネコの投影機を売りまくっていたようです。当時は理科振興の補助金があってねえ、もうその会社もなくなったけど・・・。
自分が初めてピンホールプラネタリウムを見たのはたぶんこの頃。ゴトウかカネコかワタナベか覚えていませんが、もしかしたらこのおじさんが売ったものかもしれません。
メガスターの大平さんが川崎のプラネタリウムを見てプラネタリウムを作ろうと思ったように、意思というのはこうして受け継がれていくわけです。普通の人からカネコ式投影機なんて言葉が聞けるなんて思いませんでした。偶然ですがおもしろい。
アメリカではデジタルフルドーム映像を魚眼レンズや球面鏡で投映するというのがアマチュアでも流行っています。日本ではメーカーとメガスターの大平さんのほかはあまりやられていないようです。(北海道の小学校の父兄が作った例があります)
ヒゲキタはCGとかは全然だめなのでフルドーム映像やハイブリッド投映を誰か作ってくれないかなあと思っていて、そんな人にも役に立ってもらいたいとホームページに手作りプラネタリウムのリンク集を作りました。もちろんピンホール派にも参考になると思います。
投影型万華鏡、レーザーショー、オーロラショー、
デジタルプラネタリウムを学園祭でやりたい、
シーグラフのフルドーム部門に応募したい、
MAKE:ミーティングで4D2Uを投映したい、
SF大会で「勝手にSTARWARSフルドーム」を作る、
家庭用CAVEを開発する
といった人にも参考になればと思います。
投映機ができあがったらぜひ見せてください。
ドームをもって見にいきます。
投稿者:ヒゲキタ
at 01 :08| 日記
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